イースター考察置き場

体癖について書く事が多いです

体癖練習(ゴールデンカムイ)※2023/4/30修正

【更新】

2023/4/30:白石、鶴見、鯉登の修正

 

【注意】

以下、ゴールデンカムイ最終巻までの軽度なネタバレを含みます。

私自身は名越康文先生のゲーム実況を見て、体癖に興味を持っただけの素人&あくまでも感覚を掴む為の練習なので「このキャラはこの体癖で確定!」という事ではないです。仮に間違っていても「何故そう考えたのか?」は残しておくべきだと思ったので、ある程度診断出来たキャラはここに記しておきます。

ちなみにメインなのに判定してないキャラがいたり、文章量に差があるのは、好感度というより個人的な考察のしやすさです。

※体癖を知らずに記事を読んでいる方は「体癖」で検索すれば分かりやすく説明されているサイトが沢山あるので、良ければ調べてみて下さい。名越先生のYouTubeでも解説されています。

 

【はじめに】

行動面・身体面共に人物の書き方のベースは9種だと思う。

作者の野田サトル先生は自画像に辺見和雄を使う事があるようだ。本当に外見が似ているなら、辺見は典型的9種体型なので先生自身も9種かもしれない。

 

【杉元 佐一】

7種

→ストレートに見た目(強面で筋肉質、ボクサーのような体型)も性格(挑戦的で行動が早く、正義感が強い)も7種的なキャラ。

「次のコマでいきなり殺してる!」というある種のギャグ表現も、落ち着いた状態からいきなり戦闘態勢になれると考えれば7種っぽい。

 

【アシ(リ)パ】

1種(+開閉型)

基本的に冷静で私情を持ち込まない。博愛というよりは全員に平等に接するという意味での優しさ。

最初は狩り等の動物的な勘の鋭さから開閉型かと思ったが、行動原理の一貫性やこういうある種聖書的な生真面目さや聖人っぽさは1種だろうと判断。

服装的にあまり身体の特徴が分からないが、まず頭に視線が行く感じや、全体がスッとまっすぐ伸びていて姿勢が良い印象を受けるのは1種っぽい。

 

【白石 由竹】

3種(+6種)

→かなり迷ったが、明るさと切り替えの早さから3種。損得勘定で動く部分もあるので前後型もありそう。

全体を見た時に、なで肩でやや丸みがある&頭を左右に傾ける動きをしている等、ゴールデンカムイの中ではちゃんと身体的にも3種っぽく書かれてると思う。

(2023/4/30修正分)

3種+前後型→3種+6種へ変更

シスターのエピソードなど恋愛やロマンを原動力とした行動や、本人は気づいていないが遊女から本気で惚れられたりと異性や他者を引き込む部分から6種混じりの3種と判断。

 

谷垣 源次郎】

8種(+10種)

泥臭さと不器用さ、そしてそれから生まれる誠実さ。目つきが鋭く、ガタイが良いが杉元や月島と比べると、骨格そのものが太く筋肉だけではなく水分を含んだ感じ。

初登場時の方が8種みが強く、少しずつ10種の要素が増えてきたように思う。ラスト付近では性格的な捻れはあまり感じない。

 

【インカラマッ】

10種

→安産体型っぽく骨盤辺りが広がってる感じや占い師という直感に頼る職業から。

ミステリアスで華やかな第一印象の割に、意外と自分から前に出るタイプではないのも偶数系っぽい。

表情に着目すると割といつもニコニコしており、包容力がある。あけすけに言うなら、妊娠のしやすさや多産な所も10種的かと。

 

【尾形 百之助】

6種(+9種)

→目が据わっており、どこか身体に力が入っていない印象。行動面では本人の状況的に6種の良くない面が出ている(不健全時の誇大妄想的な飛躍の仕方や、何かを試したり確認する為に裏切ったり非倫理的な行為に及ぶ)。6種という体癖論に当てはめるなら「これだけの事をしても受け入れてくれる?」という感じか。

もう少しふんわりとしたニュアンスだと、漂う「表面的な言動と行動が矛盾しており、受け取る側が混乱する」が6種っぽいと感じた。

スナイパーとしての腕などは9種っぽさもあるが、どちらかというと9種として生きたかった6種のようにも見える。そう考えると相談相手に9種の宇佐美を選んだのは「相手を間違えてるだろ」以上の何かがあったのかもしれない。

勇作はおそらく上下型か10種かなと思う。

 

ちなみに…

杉元、谷垣、尾形は抱き枕が発売されているのだが、あのイラストは体癖の違いが結構分かりやすく現れていると思う。

杉元→ファイティングポーズをとりつつ身体を捻っている。体幹がしっかりしていて、真っ直ぐこちらを見つめている。

尾形→脱力、やや顎が前に出ている。青白い肌をしており他のキャラクターと比べると少し細い。

谷垣→(野田先生の好みを反映したポーズなのかもしれないが)下半身で身体を捻る。どこか骨太でむくんだ感じ。

 

【鶴見 篤四郎】

10種(+1種)

→博愛と孤独。悪に走ったタイプの10種。

顔のパーツ等は割と大きいが、見た目から物凄く10種的要素を感じるか…と言われると微妙。むしろ10種の説明に書いてあった「全ての人間が自分にとっての子供なので対等な立場の人間が存在せず、ある種の孤独を抱えている」「献身を向けられた相手は自由がなくなる」辺りがしっくりくるという感覚的な理由が大きい。あとは対人関係で相手を内包してくる感じ、気質も環境も違う人間を「愛」という大きな枠で一括りにする(良くも悪くも)大らかな所など。

試し行動は6種、妻子の骨より権利書を選んだ所は1種っぽさもあるが、トータルで見て10種と判断。

(2023/4/30修正分)

10種→10種(+1種)へ変更

イメージ先行な部分や脳内の大義そのものが暴走している印象から1種も強く感じる。

彼の中にある二面性や矛盾が生まれた理由は、博愛の10種と公平な1種が共存しているからかもしれない。

 

【鯉登 音之進】

3種(+7種)

→軽みと幼さ。初期の良くも悪くも子供っぽく、好き嫌いで動いている感じ。パッと見だと7種のようにも見えるのだが、鶴見へのあそこまでストレートな愛情表現はやっぱり3種だと思う。

あとは名越先生の3種解説で劉備玄徳に対して「武力や知力が特別優れている訳ではないのだが、その人徳によって慕われている」と書かれていたが、鯉登もそのタイプだと思う。(鯉登が無能という訳ではなく比較の上で、という話)

鯉登と白石が3種だとすれば、彼らの強みは「状況によって変わってゆける適応力」なのかもしれない。

(2023/4/30修正分)

3種→3種(+7種)へ変更

負けん気が強く張り合う部分などからねじれ型も混じってそうだ。

幼少期に鶴見が自分より強いと分かったら素直に従ったり、見た目からしても褐色気味の肌や目力のある感じなど7種っぽさがある。3種メインか7種メインかで迷い中。今後変更するかもしれない。

 

【月島 基】

9種(+2種)

→見た目は分かりやすく9種(服を着ていると分からないが脱ぐとかなり筋肉がついている、太腿が長い)。

忠誠心のある生真面目な軍曹という設定や「自分は義務を果たしたのだから貴方も果たすべきだ(義務で成り立つ関係)」という態度は2種的。ただ回想での喧嘩っ早さや悪童というあだ名、噂の出所が父親だと分かった瞬間殺しに行くスピード感は2種だと不自然に感じる。メインは9種で後天的に元々あった2種の要素が強くなった、と考えた。

大切な人間の一部(髪の毛や額当て)を延々探し続ける執着心も9種っぽいかと。要は彼にとって過去とは歩いてきた道ではなく、独特な時間感覚の中で、現在も内面で起き続けている出来事なのだろう。

 

【宇佐美 時重】

9種

〇〇探偵や刺青のエピソード等、分かりやすく9種的に作られたキャラクターに見える。偏愛的で周りの評価をあまり気にしない、視野が狭く思い込みで行動しているのだが案外言ってる事が当たっている。

見た目的にも狂気を帯びたような目つきや小柄に見える感じなどそのまんまかと。考察が難しいというよりはストレートに9種なのであまり書く事がないな…というキャラ。

 

まだ雰囲気を掴み切れてないので思いつき次第、書き足すかと思います。